かたちえ｜katachieは共創型コンサルティング、ファシリテーション、ワークショップを縦横無尽に活用し、成果を創り出すお手伝いをしている東京のコンサルティング会社です。取組みの根源となるメタスキルを高めながら成果を出すために構造思考・ストレングスファインダー・マインドマップなどのOS的ツールも用いて組織変革やイノベーションを支援しています。

リーダーの「振り返り」が組織の質を変える

こんにちは。代表取締役の松岡克政（まつかつ）です。

僕は毎年、弊社で続けているリーダー育成塾の卒業生や各種ワークショップの常連の皆さまと、一年を振り返る年末振り返りイベントを開催しています。少人数の集まりにはなるのですが、「振り返り」の威力を知っている皆さんの間で根強い人気のあるイベントなのです。

この時期に一年を振り返る時、皆さんの大半はご自身一人でご自分のためにやっているのではないでしょうか。
次の一年の目標の達成に向けて、あるいは夢に向けた第一歩を踏み出すためにも、個人として振り返ることはとても大切です。

しかし、振り返りは個人のためだけに必要なのではありません。
マネジメントにおいても、強力なツールになるのです。例えば、

【部長挨拶で「先月の振り返り」を語る】
自分が何をやってきたかをリーダー自ら開示することで、メンバーとの信頼関係が深まり、目標評価の際にも迷いがなくなります。

【1on1で活用してみる】  
月末の1on1で「今月の10大ニュース」を共有し合う。これだけで対話の質が高まり、四半期ごとの微調整も容易になります。

僕自身はと言えば、今年の振り返りをやってみたことで、「第2創業」へのエネルギーを得ることができました！
55歳という節目を迎え、会社としても「第2創業」の攻めの時期に入っています。 振り返りとは、単なる過去の整理ではありません。振り返りは「自分は何を大切にし、どこへ向かいたいのか」を再定義し、次の一年へのパワーを蓄えるための、文字通り「儀式」となりました。

もちろん、経営者や組織のリーダーではない皆さんも、ぜひやってみていただけることをおススメします。
まずは3分、5分からでも構いません。
今年一年の写真を眺めながら、自分だけの「10大ニュース」を紡いで、次の一年に向けてエネルギーが湧いて来る感覚を体験してみませんか？

振り返りの効用については、弊社が運営する姉妹サイト「いろはこ」の以下の記事でも詳しくお伝えしています。
来年のあなたを一段階上に引き上げる！「年末振り返り」の重要性と極意