かたちえ|katachieは構造思考・システム思考・ワークショップ・マインドマップセミナーなど通じて、成果を創り出すお手伝いをしている東京のコンサルティング会社です。思考を戦略に変えるマインドマップ・フォトリーディング・スレングスファインダーなどのツールを用いてお客様の問題・課題に合ったソリューションを提供しています。

【ストレングスファインダー®】自己理解編:あなたのパフォーマンスアップにつなげよう

【ストレングスファインダー®】自己理解編:あなたのパフォーマンスアップにつなげよう

【ストレングスファインダー®】自己理解編:あなたのパフォーマンスアップにつなげよう

かたちえでは、今年度からストレングスファインダー®のオンラインセミナーの提供を始めました。そして、セミナー後にはカスタマイズしたワークショップや個人セッションでフォローを行っています。この弊社独自の「オンラインセミナー&ワークショップの組み合わせ」により、ストレングスファインダー®の結果を、実際の仕事の現場で活用できるようになるのです。そのためには、まずは「基礎編」でストレングスファインダー®とはどういうものかを学び、自分のTOP5の資質について理解します。その後、各々のニーズに合わせて、「自己理解編」「チームビルディング編」「マネジメント編」と受講できます。

今回は、その中の「自己理解編」についてご紹介します。ストレングスファインダー®を通した自己理解とは何か、フィードバックの重要性、そして自己理解を深める効果について、弊社取締役で認定ストレングスファインダー®コーチの下家に話を聞きました。

「基礎編」の紹介記事はこちら→【ストレングスファインダー®】動画セミナーとワークショップの組み合わせで成果を出す!

 

第一章:無意識の才能を可視化させ、活かす

 

ーストレングスファインダー®を通した自己理解とは何ですか?

一言で言うと「無意識の才能を可視化させること」です。誰もがそうですが、自分の顔は自分で見えません。目や鼻、口があるのはわかっていても、頬にご飯粒がついているのは気付かないですよね。しかし鏡を見ると、すぐにわかります。それと同じで、鏡を通して自分の顔を見るように、ストレングスファインダー®を通して自分の無意識の才能を可視化させるのです。すると、自分にとっての最適なアプローチ方法がわかり、他者との関わり方が変わります。そして、自分の楽な在り方もわかります。結果、仕事のパフォーマンス向上につながるのです。

 

ー「基礎編」の受講後に「自己理解編」を受けることで、何ができるようになりますか?

「基礎編」では自分のTOP5の資質を知り、理解していただきます。その後の「自己理解編」では、それをさらに深堀します。資質とは、才能のかたまりのことです。その才能を強みとして活用できるようになるためのきっかけやポイントを知ることができます。

 

ー「資質=才能のかたまり」とは、どういうことですか?

ブドウをイメージしてもらうと、わかりやすいでしょう。例えば、あるブドウには「最上志向」という名前がついています。この名前が資質です。そして、このブドウにはひとつひとつ特徴の違う粒がたくさんついています。この粒が才能なのです。

 

 

ストレングスファインダー®を開発したGallup社は、「人間の強み」に関する研究で、成功者達200万人以上のインタビュー調査を行いました。その際に、人々の才能として出てきた特徴は5000以上もありました。それをまとめて34に分類し、ラベリングしたものが資質です。

ですから、ストレングスファインダー®のアセスメントを受けて、自分のTOP5の資質の名前を知るだけでは不十分で、資質の中にどのような才能があるかを知ることが重要になります。またブドウを例とすると、同じ名前のブドウが2つあっても、それらのブドウは全く同じではありません。一粒一粒は違うからです。同じ資質を持っていても、粒の特徴が異なれば、才能の現れ方も異なります。当然、アセスメントの後に出てくるレポートの内容も違うものです。才能を理解してこそ、自己理解につながるのです。

 

ー資質から才能を理解するには、どうすれば良いですか?

まずは、アセスメント後のレポートをしっかり読み込むことが大切です。また、「基礎編」のワークシートを活用することで、自分でも理解できる仕組みになっています。シートに沿って、資質をうまく使えているところ、勿体ない使い方をしているところを書き出してもらうことで、才能を理解することができるようになっています。

さらに、「自己理解編」では、レポートを見るポイントを紹介します。また、自己理解を促すワークシートや効果的な質問集も用意しています。加えて、Gallup社提供の資質を洞察するカードなどの各種マテリアルも活用して、才能への理解を深めていくことができます。

これらの方法で才能への理解が深まった後は、どのように才能を強みとして活用していくかを考える必要があります。ただ、これは自分ひとりで行うのはなかなか難しい部分です。

 

第二章:他者からのフィードバックが不可欠

 

 

ー理解した才能を活かせるようになるためには、どうすれば良いですか?

他者からのフィードバックを受けることが効果的です。自分ではわからないことも、他者からの指摘により、資質への新たな自覚が生まれるのです。そして、より自己理解を深め、才能を活かせるようになります。他者からのフィードバックにはとても価値があるため、弊社のセッションやワークショップでは、活発にフィードバックを行っています。

 

ーどのようなフィードバックをするのですか?

パフォーマンスを上げる具体的な方法をフィードバックします。自分の「得意」がわかれば楽にできることが増えますし、「苦手」がわかれば仲間に助けてもらえます。

例えば、山の頂上を目指すとしますよね。ヘリコプターで飛んで行きたい人もいれば、じっくり下から歩いて行きたい人もいます。ひとりで行きたい人もいれば、仲間とワイワイ行きたい人もいるでしょう。ゴールまでのアプローチは人によって違うはずです。しかし、多くの人はそもそも山に登る手段がたくさんあることに気付いていません。そして、自分にとっての一番良い方法もわかっていません。そこで私たちストレングスコーチは、登山方法はいくつもあるという気づきをまず提供します。その上で、ストレングスファインダー®での結果をもとに、強みを活かせる登り方のアドバイスをします。つまり、自分の資質から才能を理解することで、仕事がしやすくなり、パフォーマンスが上がるのです。

また、成功事例を振り返ってみると、才能が上手く使えている場合が多いものです。しかし、なかなか自分ではそれに気が付きません。それも、ストレングスコーチからのフィードバックで、成功事例と自分の資質を紐づけて理解できるようになります。プロのストレングスコーチだからこそできる、効果的なフィードバックです。

ーフィードバックをする上で、大切にしていることは何ですか?

お客様の求める成果、ゴールを一緒に設定することです。そして、ゴールに向かって持っている資質を活かすアプローチを一緒に見つけていきます。その中で、お客様の経験や大事にしているもの、周りとの理想の関わり方も十分に意識します。

ーストレングスコーチ以外からのフィードバックはどのような効果がありますか?

同じ職場の方々からのフィードバックも大変効果的です。なぜなら、お互いに普段の仕事のやり方や様子をわかっているからです。例えば、自分では当たり前でやっていることも、「あなたがいつもこうしてくれるのが嬉しい」といったフィードバックをもらうことで、資質をうまく使えているのだと気付きます。チームで行うワークショップで自己開示をし、仲間と共有しながら活発にフィードバックを行うのは、このためです。

 

第三章:自己理解を深める効果

 

 

ー自己理解が深まることで、どんな効果がありますか?

大きく3つの効果があり、すべてはパフォーマンスの向上につながります。

1つ目は、自分にとっての最適なアプローチがわかることです。例えば、私はマルチタスクが得意です。しかし、人によってはひとつずつ仕事を片付けるほうが得意な方もいます。また、私は人に話を聞いてもらって思考整理をしますが、ある人はひとりで紙に書いて内省する方が考えをまとめやすい人もいます。ビジネスマンは効率良く仕事を進めることが求められますが、人によって効率の良いやり方は全く違うのです。それを知っているのと知らないのでは、大きな違いです。

2つ目は、上司と部下の関係も含め、人間関係が改善することです。他人に対してイライラする原因も、ストレングスファインダー®でわかることがあります。

例えば、私は今を大事にする「適応性」という資質を持っています。以前、私は部下に仕事を頼む時、「今、やってください」「今、教えてください」と言うことがありました。違う資質を持った方からすると、「え、今ですか?」と戸惑いますよね。しかし、それがわからずに「今聞いているのに、なぜ今回答してくれないのか」と腹を立てていました。ほかにも、背景や目的を理解してこそ仕事を進められる「原点思考」の資質をトップにもつ部下に、説明なしに仕事を依頼して「なかなか取り掛からない!」と苛立っていたこともあります。

しかしストレングスファインダー®で自己理解を深めることで、自分と他者の違いが明確にわかりました。自分にとっての当たり前が、相手にとっては暴力的な場合があると気付いたのです。そして、自分の良いところと勿体ないところがわかり、マネージメントのやり方を変えることができました。

3つ目は、自分の楽な在り方がわかることです。誰しも、イライラしたり、心がざわついたりする時があります。そして自分を責めたり、人のせいにしてしまったりすることもあります。しかし、ストレングスファインダー®で自己理解をしていると、「この資質が私をイライラさせている」とわかるので、楽になるのです。例えば、「責任感」の資質をトップに持つ、自分にも他人にも厳しい方がいました。そして、そのせいでしんどい思いをされていました。ですが、自分は「責任感」の資質をトップに持っているとわかってからは、意識的に緩めることで楽になったそうです。

まとめ

「自己理解編」のオンラインセミナーを受講し、ワークシートやマテリアルを活用することで、自らの資質から才能への理解を深めることができます。そして、ワークショップやセッションでストレングスコーチや仲間からのフィードバックを得て、才能を強みへと変えるポイントがわかるようになります。その後に重要なのは、資質を意識することです。「自己理解編」へ参加することで、強みを共有した仲間と共に「資質を意識し続ける場」が手に入ります。これも大きなメリットです。

ストレングスファインダー®での自己理解を通して、自分にとっての最適なアプローチを知り、他者との関わり方を変え、自らの楽な在り方を手に入れましょう。それらが相互に作用することで、仕事のパフォーマンス向上につながるのです。

 


 

 

事業案内パンフレットはこちら

パンフレットダウンロード

お問い合わせ

お問い合わせ