かたちえ|katachieは構造思考・システム思考・ワークショップ・マインドマップセミナーなど通じて、成果を創り出すお手伝いをしている東京のコンサルティング会社です。思考を戦略に変えるマインドマップ・フォトリーディング・スレングスファインダーなどのツールを用いてお客様の問題・課題に合ったソリューションを提供しています。

【ダイナミックワークショップ事例③】2大メタツールで「自己理解」を深め、「仕事力」を高める若手育成プログラム

【ダイナミックワークショップ事例③】2大メタツールで「自己理解」を深め、「仕事力」を高める若手育成プログラム

著作者:pch.vector/出典:Freepik

【ダイナミックワークショップ事例③】2大メタツールで「自己理解」を深め、「仕事力」を高める若手育成プログラム

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大手メーカー様のクリエイティブ部署において、専門技術職の若手メンバー向けに実施した研修をご紹介します。オンラインとオフラインのハイブリッド形式で、2ヵ月半にわたって開催しました。

研修実施の背景:仕事に生かせる「武器」を若手メンバーに与えたい

当該部署の育成担当の方は、以前、弊社主催の「セルフリーダーシップ養成塾」でマインドマップ®とストレングスファインダーを学ばれていました。そして、これらのツールは仕事に生かせる「武器」になると気付き、もっと若い頃から知っておきたかった、という思いがあったそうです。

そこで、今の若手メンバーにこれらのツールを学ぶ機会を与え、自己理解を深め、成長の機会としてほしいという思いから、本研修がスタートしました。前年度に引き続き、2年目の開催となりました。

研修の目的と目標:若い世代が自分たちで未来を創れるように

本研修の目的は、次世代を担う若手メンバーの自己成長と、仕事のプロセス変化を促すことでした。また、若手メンバーに自分たちで自身のキャリア上のありたい姿を考えてほしいという狙いもありました。

オリエンテーションで参加者に最初にお見せした資料

研修の内容:ハイブリッド形式の2ヵ月半で、マインドマップ®とストレングスファインダーを自分のものにする

研修では、マインドマップ®とストレングスファインダーという2つのメタツールを扱いました。また、前年度は対面形式で2日間の実施でしたが、今回はオンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド形式で、15名を対象に2ヵ月半にわたって行いました。

具体的には、2ヵ月半で診断テスト・オンラインオリエンテーション→動画視聴→対面ワークショップ→オンラインフォローアップという流れで、途中にHome Play(課題)を含めて実施しました。

診断テスト

ストレングスファインダーを事前に受けてもらい、自らのストレングスを知ってもらいました。

オンラインオリエンテーション

冒頭、場づくりと研修の目的・目標の共有を行いました。また、前回の受講者である先輩メンバーから、かたちえの研修についてや学んだ内容の活用方法をお話しいただきました。それにより、受講生もモチベーションが上がったようです。

動画視聴

ストレングスファインダーとマインドマップ®の講義の動画をそれぞれ視聴していただきました。今回、インプットを動画視聴にすることで、倍速視聴や見直しができる点が好評でした。

「ストレングスファインダー」事前学習動画の目次

 

「マインドマップ®」事前学習動画の目次

ホームプレイ(課題)

オンラインと対面の取り組みの合間に、ホームプレイがあることで、学びが深くなりました。

ワークショップ前のホームプレイ(課題)の内容

その後、対面ワークショップでマインドマップ®とストレングスファインダーを実践で使えるようになる取り組みを進めました。その後、再びホームプレイを出し、3週間後にオンラインでのフォローアップを行いました。

研修の成果:自分と他者を知り、学びをそのまま仕事に生かす

研修後のアンケートでは、受講生15人中12人が、研修を5点満点と回答しました。また、企画担当の方からは、前回の研修時よりも受講者のアウトプットの質が上がったという評価をいただきました。

ホームプレイ等、受講生には負荷がかかるものも少なくない中、大変意欲的に取り組んでいただき嬉しく思います。ここで、受講生の声を一部、ご紹介します。

自分自身の深堀り

・診断テスト・動画・オンライン研修・対面研修と、全てに気付きがあり、有意義だった。 ・自分自身の強み・弱みを再確認し、強みを発揮できる環境を知ることができた。 ・自分の特性や資質による苦手なことを知ることができた。 ・自分でも気づけなかった自分自身の考え方や同僚について知ることができた。 ・自分の考えを上手くまとめる方法が分かった。

他者との交流による刺激

・グループワークが多く、他の人の意見や考えを知ることができて、とても面白かった。 ・先輩や後輩から普段は聞けない話を聞け、今の私に足りないものについて考えられた。 ・同僚と共にマインドマップ®制作をして、他者と比較した自分の考え方の特徴を知れた。 ・グループワークを通して、メンバーそれぞれの考えの多様さを感じた。 ・仲間との取り組みを通して、職場を様々な視点で見るきっかけになった。

実践に生かす

・自分の強みを生かせる場面は積極的に行動し、苦手とする部分は無理せず頼ろうと思う。 ・メンバーお互いが資質を共有し、仕事をしやすい環境を作っていきたい。 ・マインドマップ®は、思考整理・会議のメモ・上司からの指示・ToDoリストといった日常の業務に取り入れられると思った。 ・人に説明することが苦手なので、説明の場でもマインドマップ®を取り入れたい。 ・マインドマップ®は脳内整理ができるため、プレゼン等で話す順序を明確に可視化でき、抜け漏れもなくなる。今後の業務で積極的に活用したい。

全体の感想

・あらゆることに応用できる、とても学びのある研修だった。 ・一つ一つの段階に応じ、丁寧な説明があったため、とても理解しやすかった。 ・ON/OFFに共通する大切なことを習得でき、自己理解や思考術の意識が変わった。 ・マインドマップ®の思考法は今後の業務に活きてくると思うので、大切にしていきたい。 ・これからの自分の生活を生き生きとさせてくれる期待ができるような内容だった。

まとめ:メタツールを使った学びで、仕事力全体を向上させる

対面ワークショップ時のグループワークで描かれたマインドマップ®

一般的な研修では、実務とは関係のないことに取り組むケースも多々あるため、研修を否定的に捉えている人も多いものです。しかし、私たちかたちえの研修では、受講生がどうしたいのかを原点とし、そこから仕事に直結する内容を扱うため、「楽しい」と言っていただけます。 実務に関連する具体的な学びが使えるのは、特定の業務に対してのみです。一方、マインドマップ®やストレングスファインダーといったメタツールを使い、学び方を学べば、自身の能力を高め、仕事力全体が向上します。

私たちが扱う「思考」「個人の特性」「チーム作り」といった内容が、一見実務からかけ離れているように見えますが、実際は実務に直結しています。メタツールを使うことで、やるべき行動を明確にし、動機づけをして、確実に動き出せるよう、ワークに盛り込んでいます。

育成担当の方の「若手メンバーに思考ツールという武器を与えてあげたい」という思いから始まった本研修。ストレングスファインダーとマインドマップ®への取り組みは、通常業務ではなかなか得られない、自分自身を深堀りする機会になります。若手だからこそ、自分の意見を言語化し、仲間と共有し、さらに気付きを深めていくことは、彼らの今後の成長において極めて重要なことです。

事業部内の真の課題にアプローチする、成果を出す研修(ワークショップ)をお考えのお客様は、是非一度、私たちにご相談ください。お客様の未来を共に創るパートナーとして、最適なご提案をいたします。

かたちえだからできる「ダイナミックワークショップ」とは何かについて、こちらの記事でご説明しています。

【研修事例紹介】事業部が求める成果を出す「ダイナミックワークショップ」とは?

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