メタスキル向上のアプローチだからこそ、短期でも中長期でも成果が出る
正解が一つとは言えなくなった現代社会。弊社のコンサルティングでは、単にお客様先で研修を行ってソリューションを提示するのではなく、お客様に寄り添いながら組織の課題解決に向けてともに探求する共創型のアプローチを取っています。
日鉄ソリューションズ(NSSOL)様は、複数の部署から思考力やコミュニケーション力向上などを目的としたワークショップなどを通じてチームの課題解決につなげるご用命をいただいています。これに加えて、チームメンバー個々人の能力開発を目指して弊社の越境型人材育成塾「セルフリーダーシップ養成塾(SL塾)」にも中堅社員を派遣していただいています。
SL塾への派遣の意図は何だったのか、SL塾に参加した若手社員はどのように変化したのか。同社のITサービス&エンジニアリング事業本部のセールス&マーケティング第二部門の皆さまにお話を伺いました。
メタスキルを学べるのはセルフリーダーシップ養成塾だけ
NSSOL ITサービス&エンジニアリング事業本部 セールス&マーケティング第二本部様には、弊社取締役・下家千明によるストレングスファインダーの実践活用や部内のコミュニケーション活性化のワークショップを開催した際にSL塾についてご提案しました。どのようなきっかけで中堅社員を派遣していただくことになったのでしょうか。
マーケティング部長 加藤正和さん
「かたちえさんの重要なコンセプトの一つであるメタスキルに対して、僕は非常に共感しています。学習し続けるためのスキルを伸ばしていくというのは、弊社に限らずビジネスパーソンにとって武器になると思って参加してもらいました。メタスキルを教える研修って、そもそもありませんしね」
本部内で「こんな機会があるよ」と加藤さんから呼びかけたところ、早川有美さんと村上聖さんの2人が手を挙げて参加することになりました。
マーケティング部 早川さん
「上司が*読書マップなどを書いていたので興味はありました。上司が実践している姿を見て、学んで活かしてみたいと思いながら参加しました」
*読書マップ:マインドマップを使って書籍の要旨を抽出することで内容理解につなげる手法
ナショナルセキュリティ営業部 村上さん
「次年度向けの案件獲得をどのように進めていけばいいかを半年間、土日を活用しながら学べるということで参加してみました」
「1on1のフィードバックに変化」「仕事を通じた自分自身のビジョンが分かった」
SL塾への参加を決めた当時のお二人は、それぞれどのような状況だったのでしょうか。それが、塾での学びを経てどのように変わったのでしょうか。
村上さん
「チーム内での会議運営をどうすればいいか考え始めたタイミングでしたので、塾で学んだ内容をうまく反映できればと思って臨みました。プロジェクトマップや自分自身の強みの活用によって、チームメンバーへの対応の仕方を学べて良かったです。『こんな人だよね』ぐらいに大雑把に捉えていたチームメンバーのことを、ストレングスファインダーを知ったことでより細かく捉えることができるようになりました。1on1のフィードバックでも、チームメンバーの強みを強調してフィードバックできるようになりました」
早川さん
「私は2024年4月に他業種からの転職で入社しました。同じころにマーケティング部が立ち上がって配属されましたが、何をやるべきか、自分に何ができるか、キャリアチェンジの先のキャリアビジョンをどう描けば良いか迷っていました。そんな中、塾でビジョンマップやプロジェクトマップを通じて、会社への貢献や個人のビジョンを描けました。ビジョンが明確になったことで、資格や知見を取ることへの納得感が得られたと同時に、仕事を通じてどうなりたいかも見えてきました」
SL塾の終了から半年余りが経ちましたが、お二人の中でどのような変化があったのでしょうか。
村上さん
「実際の業務にそのまま落とし込むのは難しい面もありますが、プロジェクトマップはスケジュールとセットでかなり使っていまして、おかげでやるべきことが出せるサイクルができました。また、どのように目的を達成すればいいか、目的意識を持つとゴールに近づくということを常に意識できるようになりました」

村上さん自身がファシリテーションを務める会議で、目的を共有する際に活用した考え方やイメージをまとめた図とキーワード
早川さん
「実際にマーケティング部の中でいろいろな打ち合わせをする中で、マインドマップは共通言語のように出てきます。そのおかげか、お互いの思考が分かりやすくなり、意思決定のスピードが上がったと感じています。個人としても、マインドマップを大いに活用しています。1on1で上司である加藤さんと話す前に書いて頭の中を整理し、それを見せながら話したりしています」
中長期的なミッションを持つ部門との親和性が高い、かたちえの取り組み
こうした二人の変化を、上司のお二人はどのように見ているのでしょうか。
ナショナルセキュリティ営業部長 米林覚さん
「推進力を強くするという部分では、かなり成果があったと思います。二人とも、自覚と自信が出てきて、以前よりも強いリーダーシップを出すようになりました」
「元々面倒見の良い村上さんは、今までは文字通り面倒を見ているだけでしたが、リーダーシップとPJマップの考え方を使って、チームメンバーにすべてを教えなくてもやれるようになってきた。メンバー育成にもつなげていると思いますね」
マーケティング部長 加藤さん
「早川さんは、マーケティングという業務の性質上、成果が見えてくるのはまだまだ先です。でも、塾で学んだ要素をかみ砕きながら活用しているのが見て取れます。実は、長いスパンで考えるべき部署は、かたちえさんとの親和性が高い。マインドマップも緊張構造チャートも、使い続けないと磨かれないので、どんな小さいことでも使ってみれば良いと思っています。成果がすぐに見えないことは気にせず、やり続けてほしいですね」
中長期での成果を期待されていたお二人ですが、最近早速素晴らしい成果を出しました。
早川さんは、生成AI活用の社内コンテストで、73組もの応募があった中で見事社長賞を受賞。 村上さんも、同部署始まって以来の大型案件を受注したとのことで、私たちも大変嬉しく思っています。
弊社は、SL塾の終了以降もNSSOL様の人材育成へさまざまな形でのご支援を続けています。次世代育成について、かたちえに対して、このような期待感を示していただきました。
米林さん
「ありたい姿を定めて、現状を踏まえながら進めていくのですが、まだまだ方法論が少ないのが現状です。人によって、時期によって、置かれた環境によって、色々と試すべきことがあるのだろうなと勝手に思っています。さまざまな選択肢を持っておきたいと強く思っていますので、そこは継続してご支援いただきたいです」
最後に、皆さんにSL塾を一言で表していただきました。
村上さん「パフォーマンス最大化ツール」
早川さん「学び方を学べる塾」
米林さん「OSのバージョンアップ」
加藤さん「他流試合の良さ」

NSSOLチームの皆さま。左から、マーケティング部の早川さん、同部長の加藤さん、ナショナルセキュリティ営業部長の米林さん、同部の村上さん
私たちはこれからも、チームの変革と個人の能力開発との両輪でお客様へご支援して参ります。
NSSOL様はじめ大手企業から社員を派遣していただいている「セルフリーダーシップ養成塾」の詳細につきましては、こちら(弊社運営の学習系情報サイト「いろはこ」)に記載されています。
次回開催は、2026年9月開講を予定しております。定員は<限定16名>となりますので、ご関心のある方はこちらよりお早めにお問い合わせください。


ワコーレ新宿第一ビル 401