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会話でチームワークを強化する!マネージャーが作り上げるべき5つのコミュニケーションの機会とは?

会話でチームワークを強化する!マネージャーが作り上げるべき5つのコミュニケーションの機会とは?

会話でチームワークを強化する!マネージャーが作り上げるべき5つのコミュニケーションの機会とは?

優れたチームワークを発揮するカギは、マネージャー・同僚・部下間でかわす会話にあります。日常会話を含む円滑なコミュニケーションにより、部下はマネージャーの方針に沿った、かつ、明確なゴールを描くことができ、それぞれの社員が協力しながらチームのパフォーマンスをあげることが可能になります。

では、円滑なコミュニケーションがとれる環境をどのようにしたら作れるのでしょうか?その答えは実はマネージャーにあるのです。今回はマネージャーが作り上げるべきコミュニケーションの機会についてご紹介します。

部下のパフォーマンスが高まる会話とは?

チームのコミュニケーションを強化するために最も重要なポジションは、マネージャーです。優秀なマネジャーは、常に部下の状況を把握し、組織内でつながりが築けるようサポートし、上司部下の間で信頼関係を築き、パフォーマンスが高まる会話を日常的に行います。

パフォーマンスが高まる会話とは、ただ話すだけではなく、社員がマイクロマネジメントだと感じないような、かつ、目的のある話し合いのことです。さらに、双方向からのコミュニケーションであることも重要です。そのためには、部下に「どのようなことを言っても大丈夫だ」と心理的に安心してもらい、問題やアイデア、小さな懸念事項などを様々なことを言い出すことができる環境作りが必要になります。

Gallupでは、コミュニケーションを円滑にし、チームワークを高めるために、マネージャーが部下といつ・どのような会話をするべきかという研究を行い、マネージャーが行うべき5つのコミュニケーション術を明らかにしました。

マネージャーがチーム内で私たちが考え出したコミュニケーションを取ることで、チームのエンゲージメントとモチベーションが高まります。ぜひこれから紹介する5つのコミュニケーション術を実践し、チームワークの強化を実現してください。

チームワークを促進する5つのコミュニケーションの機会とは?

 

1. Role and Relationship Conversation

定期的に部下とチーム内での役割や、ゴール・目標を確認するミーティングの場のことです。これにより、社員は自分の仕事が会社全体の計画やチームメイトの目標・強みとどのようにつながっているのか把握することができます。さらに、社員が自分の強みをどのように発揮できるのか、どのようにチーム内の共通の目標に貢献できるかといったことを理解でき、それが最終的にチームのパフォーマンス向上につながります。

2. Quick Connect

コーヒー休憩や5分間のビデオ通話など、短時間のカジュアルな会話のことです。この会話により、社員同士のつながりがキープされ、良い人間関係が構築できます。ミーティングではなく、社員が社外では日常的にどのようなことをしているのか、今何に興味があるのかを知るいい機会です。

Quick connectの目的は、あなたが社員を気にかけ、人として関心を持っていること、そしてあなたが気軽に話しかけられる存在だと部下に示すことにあります。

チームメイトの間で行っても良いでしょう。チームメイトがカジュアル気軽につながることで、チームパフォーマンスの向上につながる関係性が構築されます。

3. Check-In

Check-Inとは少なくとも月に1回、定期的に進捗やタスクのプライオリティについて話し合うミーティングのことです。時間は30~60分くらいでいいでしょう。問題事項への対処やサポートが必要な部分の洗い出しなどを行います。

マネージャーは、進捗やプライオリティについて、チームメンバーが同じ考えを持つようにファシリテイトをすることが重要です。また、部下に抱く期待を明確にし、チームメンバーがサポートされていると感じて最高のパフォーマンスを発揮できるよう、連携を構築するようにしてください。

4. Developmental Coaching

この会話は、その場でのフィードバック・適切なアドバイス・積極的なコーチングに重きを置きます。マネージャーは個別にコーチングの場を提供し、今現在のパフォーマンスを向上させるための方向性の提案・サポート・アドバイスを行います。

未来に焦点を当て、判断や批判ではなく「改善」を中心として行いましょう。そうすることで、一人ひとりに成功のビジョンと目標に到達するためのプランが見えてきます。

5. Progress on Goals

6ヶ月ごとに行う、チームのこれまでのパフォーマンスと目標に対してどうだったかをチーム内で共有する場です。また成功を祝い、次の目標に対して足並みを揃える機会でもあります。

マネージャーは、個人の貢献がチームにとってどのような意味があったのか、またチームの努力がどのように結集したのかを明確にしましょう。また、部下には、パートナーを決めてもらい、共に働くにあたって阻害となるもの・ことについて話し合ってもらいます。果たしてより良いパートナーになるために、それぞれの強みをどのように生かしていくといいのでしょうか?

まとめ

今回ご紹介した5つのコミュニケーションの機会づくりと共に、チームのメンバーがお互いを理解できるようサポートしたり、社内のキーパーソンとのQuick Connectの時間を取る手伝いを行ったりするのもいいですね。

円滑なコミュニケーションからチームワークの強化を、チームワークの強化から高いパフォーマンスを。マネージャーの行動でパフォーマンスは一層高まることでしょう。

いかがでしたか?

詳しくは、こちらの記事もご参照下さい。
https://www.gallup.com/cliftonstrengths/en/391964/conversations-foster-teamwork-workplace.aspx

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