まずは自分⾃⾝を知ることから!真のリーダーになるためにすべきことは?
チームのパフォーマンスの良し悪しは、リーダーによって決まります。リーダーとしての力がチームの未来を左右するのです。
しかし「部下に毎日全力で仕事に取り組んでもらうには何をすべきか?」「変化の激しい時代の中でも、常に結果を出すために何をすべきか?」「このようなことができる真のリーダーになるにはどうすべきか?」といったことを、多くリーダーがわからないままチームを運営しています。
そこで今回は、真の優秀なリーダーになるためにできることを紹介します。
真のリーダーになると…
Gallupの数十年にわたる調査により、リーダーが自分の強み、つまり自分ならではの才能に焦点を当てたとき、部下のエンゲージメント・社員定着率・生産性などが向上することが分かっています。
さらに、リーダーは自らの得意なことに集中することで、リーダーとしての自信が高まり、より適切な判断ができるようになります。また、部下の良いロールモデルにもなれます。
そして何より重要なのが、自分の強みを伸ばすことで、部下が同じように成長する手助けを行えることです。自分の部下たちの強みとリーダーシップを引き出すことで、チームのコミットメントが高まります。
真のリーダーは、部下の強みを見つけて伸ばすだけではありません。自分自身の強みを活かし、他者の学習と成⻑を常にサポートするのが真のリーダーです。
そのためには、まず自分の内側に目を向けましょう。リーダーとしてあなたが得意とすることは何でしょうか?部下がついていきたいと思うような、あなたならではの魅力とは何でしょうか?
リーダーシップは画⼀的なものではありません。そのため、あなたならではの強みを見出せれば、最⾼のリーダーになれるはずです。
真のリーダーになるための3つのステップ
1. 自分の強みを知る
まずは自分の強みを知り、受け入れ、活かす、ことです。真のリーダーであるという自覚がなければ、部下はあなたについていきたいとは思いません。自身の強みを発揮すれば、部下はあなたを優秀で共感できるリーダーであると感じるようになります。
2.リーダーシップの向上
その後、強みに基づいて自分のパフォーマンスを向上させ、周囲のリーダーのサポートを行いましょう。リーダーとしての成長は、強みに基づいたコーチング、能力開発、目標設定により可能になります。
3.強みを活かしたチームづくり
優れたリーダーは、自分の強みを発見し、それを活かすだけでなく、チームに対しても強みに基づいたアプローチを行っています。あなたのチームのメンバーに最大限に話を理解してもらうには、どのようにすれば良いのか?また、部下が得意とすることを活かすには、どのように仕事を振り分ければよいのでしょうか?
真のリーダーは、部下のスキルを認め、その部下だからこそ聞いてみているようなユニークな質問することで、部下に敬意を表します。この目的は「このリーダーは自分のことをきちんと理解してくれており、これからの私の目標達成をサポートしてくれそうだ」と部下に思ってもらうためです。
例えば「どのようなプロジェクトに最もわくわくしますか?」「どのようなプロジェクトに最もイライラしますか?」といった強みに基づいてパフォーマンスに関する会話を行うことは、社員が仕事にやりがいを見いだし、希望するキャリアを実現させるのに役立ちます。そして、リーダーに必要なのは積極的に耳を傾け、それに応じた返答をし、質問を続けることです。
部下の強みに基づくフィードバックとサポートを
リーダーとしての役割は、部下の強みに基づくフィードバックを部下に提供することです。そして「部下がなぜそのような行動をとるのか?」「彼らのモチベーションは何か?」「彼らが最も力を発揮できるのはどんなときか?」を知り、部下が強みを伸ばせるようなサポートを行いましょう。
Gallupのデータによると、リーダーがこのような行動を行うことでチームのダイナミクスの活性化や活発なコラボレーション、良いチームワークが生まれます。
優れたリーダーになるために、完璧である必要はありません。また、画⼀的なリーダーシップセミナーやフレームワークも必要ありません。必要なのは、他の誰かではなく、⾃分⾃⾝がリーダーになることです。
いかがでしたか?
弊社では、ストレングスファイダー®の活用を中心に、組織エンゲージメントを高める取り組みや、
リーダーシップ開発等の情報を定期的に発信しております。情報をご希望の方は下記よりお問い合わせ、ご登録ください。
【参照記事】
ワコーレ新宿第一ビル 401