かたちえ|katachieは構造思考・システム思考・ワークショップ・マインドマップセミナーなど通じて、成果を創り出すお手伝いをしている東京のコンサルティング会社です。思考を戦略に変えるマインドマップ・フォトリーディング・スレングスファインダーなどのツールを用いてお客様の問題・課題に合ったソリューションを提供しています。

かたちえのコンサルティング領域を大公開!網羅的なご提案でも、必ずお客様の価値ある前進につなげます

かたちえのコンサルティング領域を大公開!網羅的なご提案でも、必ずお客様の価値ある前進につなげます

かたちえのコンサルティング領域を大公開!網羅的なご提案でも、必ずお客様の価値ある前進につなげます

私たちは長年にわたって多種多様な企業様との取り組みをしてきましたが、カバーしてきた領域があまりに広く多岐にわたるため、何をご提供できるのか明確に説明するのが難しいと感じていました。しかしようやく、「コンサルティング」「ファシリテーション」「ワークショップ」という3つの基盤からなる体系的なご説明ができる状態になりました。

ポイントとしては、

・コンサルティングで【相談して】
・ファシリテーションで【舵取りして】
・ワークショップ(あるいは実践)で【具体化する】

となります。(これはもしかすると、部長クラスの皆様が部下に実施している取り組みそのものかもしれません。しかし、私たちは専門家としてこれらを実践してきましたので)、私たちは全ての段階において、お客様が本当に必要とする取り組みを、お客様とご一緒に共創できます)

この3つを通じて我々がご提供するのは、「意思決定と実行の支援」という価値です。さらに、実行していく中で「学習」(組織の一人ひとりが実践しながら進化していくこと)までお客様とともに共創できることだと考えています。

「コンサルティング」「ファシリテーション」「ワークショップ」の三位一体でどんなニーズにもお応えします

こちらは3つの基盤をベースとし、弊社のサービス全体像を体系化した図です。

かたちえのサービス全体像と活用領域・手順について

本記事では、こちらの図を活用しながら、かたちえが各領域でどのようなサポート・取り組みをし、どのように確実で発展的な前進へと導いていくのか。実績事例も交えながらご説明します。

この記事によって、ご自身の組織あるいは企業にとって、どこが課題となってしまっているのか、どこがクリアになれば確実な成果へと繋がるのか、検討の一助になれば幸いです。

どこがネック?プロジェクト完遂のための要素診断で組織の×障害がわかる

 

 

まずは左下のパートから解説していきます。この4ステップは、課題整理を経てプロジェクトを設計・実行し、さらにはそのプロジェクトによって組織が前進し、成果を創出できるようになるまでのフローです。

多くの場合、ステップ2または3に対して外部からのアドバイスを求めたいという考えでご相談いただくのですが、ステップ1と4があるのには理由があります。

まずはステップ4「確実で発展的な前進へ」ですが、ここを目指すという意識なしにステップ2と3だけを繰り返していても場当たり的な対応しかできず、いつまでも成長することができません。例えば、ステップ3である実行部分が弱ければ「確実性」は培われませんし、ステップ2に取り掛かるにしても、ステップ3で実行可能な計画になっていないと「発展」に結びつかず、ただ計画をしただけになってしまいます。

プロジェクトを完遂した先に何があるべきか、あるいはどこへ行きたいのか、見定めることが重要なのです。つまりは”ビジョン”の設計が不可欠で、理想はステップ2〜3の取り組みが礎となり、その後の取り組みがさらに勢いを増してどんどんステップ4に近づいていくという好循環が出来上がることです。2022年のサッカーワールドカップ時にサッカー元日本代表の本田圭佑さんが「ベスト8を狙うんじゃない。優勝を狙うんだ。優勝とベスト8を目指すのとでは、努力の方法が全く変わると思ってる」とTwitterで発言し話題となっていましたが、まさにその通りで、ステップ3で到達できる成果をゴールとして捉えるのではなくステップ4の状態を目指すことで、取り組みへの意識も質も全く異なってくるのです。

そしてステップ1「取り組み方・課題整理」について。本項目をまさか外部に協力を仰ぐなんて、と思っている方が非常に多いのが実態です。それは無理もありません。この領域は自分たちの仕事で、そこを外部に出したら自分たちの存在価値や意義がなくなってしまうと考えたり、内部の複雑な関係性の調整が必要であり、守秘義務的な内容を多く含むため外部に相談できる内容ではないと考えるのが普通だからです。そういう方法があるということを選択肢として意識していない方がほとんどかもしれません。その結果、緊急事項、優先事項に埋もれて重要事項の具現化に着手できない、という状況をよくお伺いしています。そんな中で、本領域を共同で明確にすることでその後のステップの進みが確実に良くなります。このステップ1については、後ほど改めて解説いたします。

では、この4ステップのどこが組織のネックなのか、どこを改善するとプロジェクトがうまく進むのか。それらを自覚してご相談いただくこともありますが、そうでない場合は「デジタル思考」で診断することができます。ステップ1〜3において「十分か(+)/十分でないか(ー)」また「伸びているか(↗︎)/変わらないか(ー)/下がっているか(↘︎)」という問いかけを行います。どんな項目でも、この問いが評価の全てのパターンとなります。

 

 

もちろん、「十分かつ伸びている(+/↗︎)」状態が理想です。「十分だが下がっている(+/↘︎)」、あるいは「不十分だが伸びている(ー/↗︎)」という結果であれば何が足りないか、どうテコ入れすべきか対処法を考えますし、「不十分かつ下がっている(ー/↘︎)」の場合は緊急対応を考えなくてはなりません。

自分達が何に躓いているのか?何をどう進めていけば望む結果に向かっていけるのか?の把握が難しい時はぜひ試していただきたいメソッドです。

全領域を横目で見ながら本当に必要な取り組みにフォーカス

 

次に、各ステップでどのようなツールを用いていくのかについてご紹介します。

図の右下のパートでは、各ステップでメインとなるべきサービスが◎となっています。とはいえ、例えば「ステップ3・実行」のご相談に対し、◎となっているワークショップだけをやるということはなく、我々は必ず背景にある「ステップ1」の部分、”なぜその取り組みをやるべきなのか、組織が本当に望んでいることは何なのか”というところに立ち返って必然性のある取り組みを行います。コンサルティングからファシリテーション、ワークショップまでワンストップソリューションのようにご活用いただけると考えています。

以前、リサーチ手法について特殊なニーズのためリサーチ会社に断られてしまったという経緯でご相談をいただいたことがあります。このケースでは、相談の主軸は実行ということになりますが、なぜそのリサーチが必要なのか? というコンサルティングも含めて話を進めていったところ、本当に必要なのは組織内のエンゲージだということになりました。進むべき方向が定まったので、それに向けた実行支援という舵取りができました。

また、とある専門学校からの依頼で、生徒の合格率を上げるためのプロジェクトの実行面に不安があるという相談を受けた時も、やはり設計にまで立ち戻ってアクションを再検討しました。不安があるということは、設計が十分でないということです。合格率目標は100%でしたので、阻害要因を徹底的に洗い出し、最終的に2つの要素に集約したことで取るべきアクションが明確になりました。ここまでやって、ようやく依頼内容であった実行支援にたどり着けるのです。

かたちえでは、個人の底上げやチームビルディングといった組織力の強化から、組織の目指す方向や戦略まで、広い範囲での領域提供を行っています。このため、コンサルティングの実施によって方向転換が起きたとしても(あるいは、方向転換が起きるという前提であらゆる想定をしていますので)現状に合わせた的確なサポートを行うことが可能です。

組織の状況に合わせて方法・フローを調整。多角的な取り組みが可能に

上部のパートは、各領域の詳細な手順の説明になっています。

 

コンサルティング

取り組みの実行までには<状況把握→意思決定→具体的計画>という流れがありますが、お悩みのレベル・ポイントに合わせて<問題解決/企画想像>のいずれかの観点でコンサルティングを行います。

問題解決では、何より状況把握が大切ですが、同様に具体的な計画の前工程として合意形成を丁寧に図ることも大切です。関係者からさまざまな解決策が発案されますが、一番いいものを採択し実行にスムーズに繋げなくてはなりません。合意形成が不十分だと、進んでいくうちに必ず揺り戻しが来てしまうのです。「いかなる問題も、それが発生したのと同じ次元で解決することはできない。」とアインシュタインも言っていますが、複雑になる前の段階に立ち返り、問題をシンプルに判断するために状況把握を行います。大変失礼な言い方になってしまうのですが、ほとんどの組織では関与者それぞれが色眼鏡をかけて物事を捉えてしまい状況を的確に見ることができていません。過去の経緯やパワーバランス、諸事情などがあるのでそれは仕方のないことです。だからこそ、われわれが第三者として状況を的確にフィードバックすると驚かれることも多々あります。実行の前段階で意思決定できていると、みんなが納得する形で計画実行に進むことができるのです。

企画創造は、まず上位概念として「何を作り出すか?得たい成果は何か?」という問いかけの結果としての<ビジョン>があり、そして「現状はどうなっていますか?」という問いの回答である<今の現実>があり、それらの差分を解消するために適切な<アクション>を考えるという進め方になります。これは構造思考的考え方になりますので、それについては構造思考に関する別記事を参考にしていただくと良いと思います。

もちろんビジョンを作り出すことはプロフェッショナル領域となりますので、自分たちでは見えない視点や視座から物事を正しく捉えて、適切な実行プランを一緒に作っていくことが可能です。

ファシリテーション

<並走&見守り的><合意形成的><戦略的>の3つは、かたちえとして考えるファシリテーションの取り組みの「かた」です。最も基礎的で重要なのが<合意形成>型、まさに舵取りの部分だと考えています。関係する皆様の議論を都度軌道修正し、然るべき方向に向かうような進め方をしています。合意形成というのはものすごく時間がかかることがあるのですが、引き出し方を熟知したファシリテーションを行えば、強引に決められたという不信感もなく、実に短時間で決めることができます。もちろん、時間をかけて話すことが重要なこともありますので、その場合はじっくりお聞きした上で最も自然な流れで議論が進むように合意形成へと誘っていきます。

<並走&見守り>型の場合、あえてファシリテーションはしない、とも言えます。組織の状況や人によっては、意見の発散をすることによって、自然と収束に向かう場合があります。発散なくして収束は起きえないのは原理原則ですので、それらの動きを見守るようなファシリテーションです。これは時間がかかるので、短期で行うというより、中長期のプロジェクトの中で参加者の意欲が増す手助けとして取り入れることが多いパターンです。プロジェクト参加者同士でなかなか話せずにいたような課題や悩みでも、きっかけがあれば発散ができ、満足がいき収束に繋がっていくタイミングが必ず来ます。我々としてはそれが起こることを100%信じて見守っているので、タイミングが来た時にうまくスイッチが入るような働きかけをします。このやり方を採用すると、時々「かたちえさんは何もしていないね」と言われてしまうこともあるのですが、後々に「中期的に見ると効果的だったですね」と必ず理解していただけます。

<戦略的>型は、戦略ファシリテーションという領域になります。主に組織のトップと握り合った方向性に誘う(いざなう)方法や、あるいはトップが目指したい戦略を構築したり、そのための重要度や優先度を決めたりといった方法でファシリテーションをします。グローバル企業の戦略コンサルティングまで含めて様々に実践してきた経験とスキルがありますので、必要があればここまでの領域でもファシリテーションが可能です。

ワークショップ

ワークショップでは、われわれが普段活用しているツールを使用するか、または企業が得たい結果に照準を合わせるか、そしてどんな期間でやるか(単発か、継続的か)に合わせて内容を調整していきます。

右下の図に共創・共育とありますが、これはワークショップの目的のような位置づけです。

共創=実践成果創出は、ほぼ実行と同じ意味になります。ワークショップでの実践を通し、どんなことができるか知るために行います。育成=創発的学習は、成果創出能力の育成となります。テクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルと段階がありますが、ワークショップ対象の層に分けて必要なスキルが変わっていきます。チームメンバー層ならまずテクニカルスキルから。幹部層ならコンセプチュアルスキルの強化が必須、というように対象層に合わせても内容が変わっていきます。どのスキルを高めることでどんな結果がなれる個人あるいは組織になっていきたいのか、クライアントが本当に望む結果に直結したワークショップを提供できます。

また、組織の状況やメンバーの資質を都度フィードバックし、内容を調整していくダイナミックワークショップも行っています。

ナレッジ

この部分は補足的なサービスではありますが、ワークショップでの学びやストレングスファインダーのEラーニング化やインタビューのレポート作成など、取り組みをナレッジとして蓄積できるようなサポートも各種行なっています。

どこでも・どんなやり方でも。領域の圧倒的広さでサポートします

図の左下に立ち戻りたいのですが、最下段の「ステップ1」について、この部分が組織にとっては外部とともに取り組みをする最も重要な部分なのではと思っています。先に述べたように、ここはすでに自分たちで行なっており、外部の手が入る必要はないと考えている組織が非常に多いです。さらにいえば、存在もあまり意識しておらず、その後のステップである設計や実行に影響していることに気づいていない方も大勢います。しかし、事例でもお伝えしましたが、たとえステップ2やステップ3の相談でも、ステップ1に立ち返ることで本来の問題がクリアになることが非常に多いのです

組織、あるいは企業がわれわれのような外部へ依頼をしようとする時、たいていは目的が明確であり、けれど自分たちでは実行できないと判断した結果お声がけいただいています。その目的を最も果たすためには、どんな短期間であってもステップ1に当たる課題整理のお話をマストでお聞きします。その結果、目的の周辺にある問題が分かり、本当にやるべき取り組みやプラスアルファでした方が良い取り組みが見えてくるのです。

目的が明確だったとしても、ステップバックして内容を捉えることは重要です。なぜなら、問題の根源的なポイントを自分たちだけで整理・把握するのはとても難しいからです。

無意識化では見えていないことでも、外部からの素朴な問いを受けて意識化にやってきます。無意識化にあった動機が見えてくると、実現欲が生まれてきます。目的と実現欲が結びつけば、それらを実行できるパフォーマンススキルの向上へと直結していきます。このように、成果創出・成果創出能力のどちらをも同時に高めていくのがかたちえのやり方なのです。こうした学習の繰り返しで、さらに物事への取り組み方が向上し、ステップ4である「確実で発展的な前進」に近づいていけます。

われわれが提供している領域は圧倒的に広いと自負していますし、多種多様な企業・組織と共創してきた実績があります。他社と比べるとウチはどうなの? といった疑問にも客観的な視点でお答えできますので、どんなレベルのお悩みでもお話しいただければと思っています。今後、弊社との取組み方が体験できる無料の1時間セッションなども予定していますので、ぜひご活用ください。

追記:かたちえについて、別の切り口でのご説明は下記の記事をご覧くださいませ。

「かたちえ」ってどんな会社なの?vol.1 「プロセスデザインコンサルティングとは何か?」

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